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楽観的なのが一番重要なこと

今週のお題「私のお父さん」

 

定年退職して時間が出来たら何しよう、趣味も無いしとりあえず米と野菜と庭のコケでも育てるわ。と言っていた父の日課が、長男の病院へお見舞いに行くことになってしまった。
兄は1年近く白血病で入院しており、これからの家のこと土地のこと父の老後のこと、今までイメージ出来ていた数年先が一度に塞がってしまった。

無菌室にいる兄の体調も気分も毎日大きく変わり、それを毎日目の当たりにするのも大変だろうと心配になる。母が癌で亡くなった時も、同じように毎日お見舞いを欠かさなかった。「深く考えてもしょうがないから」と言った本人は確かに考えてなさそうな感じだった。

趣味が無いと言っていたのに最近釣竿を揃えたらしい。昔の趣味を復活させて川釣りをしている。
私が使っていた部屋を空にし、パソコンや本棚を揃えて自分の書斎を作った。
毎日自分で料理をし、タブレットを使い始め、今は田植えと夏野菜の準備が忙しい。

周りが心配しても本人が根っから深く考えない体質なので、次第に心配して損した気分にるのでこちらも少し気が楽になる。
楽観的でいることは自分だけじゃなく周りの為にもなるのかな、と感じさせる人。